下手な言い訳

2006年6月9日
シンドラーが続くけど
6月6日の声明では
『エレベーター設備の稼働時の長期にわたる安全は、
 シンドラーの資格を有する技術者による保守によって
 保障されています。技術者はお客様の安全を最大の関心事とし、
 確かな業界の基準に基づき定期点検及び安全点検を行っております。』
って言っているのに
次の日に
『シンドラーが14ヶ月以上保守をしていないエレベータで
 起きた事故の原因を解明し、真相を明らかにすることが
 第一であると考えており、そのため弊社の技術者、保守員が
 現場検証に直接協力するなど、捜査当局による捜査に全面的に
 協力しております。』
って言っている。
 
最初からメンテナンス会社の所為にする気満々でしたが、
よくゆーなーこいつらって感じです。

 
他のメーカーや他の機械もそうだけど、自社の技能者だけでは
全てをメンテナンスするのは事実上不可能なわけで、
かといってメンテナンスには知識が必要ですので各社は
技術者に対して技能資格を発行します。
(講習+実習で2〜3日、最低15万ぐらい取るのではないでしょうか?
 技能によっては40万ぐらいするのもあるし……)
シンドラーが14ヶ月もメンテしていないとほざいておりますが、
有資格者がメンテナンスをしている以上、言い訳としては
成り立たないでしょう。
ちなみに、最初期にシンドラーがメンテするのは当然です。
機械なので当たりのつかない初期には不具合も出やすいですし、
一般電化製品購入後12ヶ月は保証内ですからw
 
ネシアとかだと、消耗部品などに粗悪品を使用することがあるのですが、
日本においてはコピー製品やリユース部品は
殆どないでしょうから、純正部品を使っている以上、言い訳になりません。
 
世界第二位とか7億5千万人とかどーでもいーよーなことを
文章でぬかすぐらいなら、記者会見をして釈明した方が良いと思うんだけどね。
どうも政治家とかに裏工作をしている臭いがします。
(ネシアとかなら裏工作するのが当たり前だけどね〜)

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