親方日の丸体質は変わらないのだろうか?
 
JRの事故、本当に痛ましいです。
以前から感じていましたが、JRの運転手の質って
何であんなに低いのでしょうか?
 
学生時代、通学で阪急を使っていたので阪急を
基準にして考えているのですが、阪急では、
停車線から大幅に外れて止まる事って殆ど無かったと
思います。中高大の10年間でオーバーランは
2・3度あったぐらい、それも5メートルぐらい。
通常は30センチ以上ずれるのもまれだったと記憶しています。
 
対してJRはそんなに乗ってはいないですが、
30センチ以内で止まれるのが稀な感じでした。
 
まぁ、私鉄は編成が殆ど同じ車両の長さは全て同じで、
単純に比較は出来ないでしょうが。
 
で、話を変えて事故の原因を考えると、やはり速度の問題と
線路の幅の問題が出てくると思います。
JRになってから他の私鉄との競合に於いて有利な点は
比較的まっすぐな線路です。
国有鉄道の頃の線路は何しろまっすぐです。
阪急とか阪神とかのカーブの連続みたいなことがありません。
で、まっすぐが多いと速度が出せる。速度を出す上で
車体重量がネックになるからアルミ・ステンレス車両にする。
それがまた高速化につながる。
(他の私鉄ではアルミ・ステンレスにする効果は低い)
確かにまっすぐなところではいいのですが、カーブになると
欠点である線路幅の問題が出てきます。他の私鉄は
新幹線と同じレール幅(標準軌)ですが、従来線は
狭軌を使っています。
この狭軌は標準軌の約2/3の幅しかないです。
きちんとした考えに基づかないですが、荷重移動に対する
安定性は標準軌の半分ぐらいでは無いでしょうか?
速度は出せるけど安定性に欠ける車両。
安定性に欠けるとは安全では無いと言うことに直結します。
その車両を会社の方針として採用し、使用し続けている。
 
これがJRの事故原因の根本の一つでは無いでしょうか?

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