インドネシアの車事情　その3

2002年11月20日

TCは、まだ初心者Caveです

3．タクシー
　『新しい車ほど良い乗務員さんである』と、いう話が『地球の歩き方』に載っていたが、今は『？』である。
ここ1・2年、新車を導入する会社が増えている所為で、新しい車だからといって安心は出来ない。まぁ、昼間に乗るのなら問題ないのだが。
タクシーの車種は昔はマツダのファミリア（フォードのレーザー）が多かったが、この頃は韓国メーカーの車を採用する会社が増えている。
特に、スハルトがまだ大統領だったとき、スハルトの三男のトミーが韓国のKIAと組んで、韓国の完成車をインドネシアの国民車として関税なしで輸入しようとしたことがあった。昨日書いたとおり、完成車は100％関税であるにも関わらずだ。
で、結局、実施には至らずインドネシアの港で1年以上野ざらしになっていたが、一昨年、一斉に放出され、タクシーとしてもかなりの数が走っている。ただ、錆がかなり進行しているので耐用年数は短い気がする。

ちなみに、私が乗った中で一番ボロかったタクシーは
『足置きマットをめくると地面が見えていました』